5月20日
ネガがあるということ
一眼レフかめら。
高校のとき、カメラってかっこいいっておもって、
一眼レフカメラを首からぶらさげて、大阪の堀江や南船場、京都の町を散歩する人を見ては、「かっこいい。なんておしゃれさんなんだ!」 おしゃれな大人になりたくて。あこがれてました。
でも一眼レフカメラは高いから、最初は、使い捨てカメラから。 使い捨てカメラで友達とシュールな写真を撮るってのをやったりしてた。
道端でなぜかピクニックしてる写真を、すごい引いた構図で撮ろうとか、 公園のすべりだいを、スキーのジャンプ台だと思って、 「じゃー僕は選手の横で回ってる風力計の役」とかいって、撮ったり、わけわからないことを本気でしてた。
それからポラロイドカメラも楽しかった。ウイィィィーンって撮ったらすぐでてくるからね。
こっちはシンプルに人の顔を撮ろうとおもって、いろんな友達の顔写真何枚もとった。
そんなこんなで、 予備校にいってる時、予備校の近くのカメラやさんで出会ったこいつ!キヤノンくん。
でも、受験がおわるまではガマンガマン。 毎日そのカメラやさんをのぞいては、誰かに買われていないか、元気でいるのかをチェックしていた。 へんてこな予備校生。恋だね恋。
とりあえず写真がとれればなんでもよくって、かっちょよければなんでもよくって、昔のcanonの文字がかっこよくて。 買ってからは、すげーおもたいのに、いろんなところつれていった。
そんななか、きのうあまりにもおひさまがごきげんだったので、 ひとりうれしくなって、ひさびさにキヤノンくんと電車に乗って、にいがたのまちのほうへ。
「シャッター」のことを「サヨウナラスゥイッチ」って名づけたひとがいるけど、ほんとにそう思う。
シャッターをきるその一瞬でさえも、時間をとめることはできない。シャッターをきったからって、 そのときってのは、さようならしなくちゃいけない過去になる。
ピントを自分であわせること。
シャッターをきるまで時間がかかること。
フイルムが24枚だったりすること。
現像するまで見れないこと。
うん。
たまには「カシャーーン」って本物の音を聞くのもいいね。
photographsun- i've got to say, i really don't like this one very much. it's very simple but it isn't said very well. The flow is alright but yeah...
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